悪代官プレイ記2


 前回は不覚をとったが、今度はそうはいかぬ!
 基本コンセプトは間違っていないはずだ。おそらく「正義の味方」は、悪代官に、ある程度接近すると、急に加速するのだろう。それに気をつければ大丈夫。
 というわけでリターンマッチ。相変わらず一部の罠は、火付き「やせ浪人」に破壊されてしまったが、十分罠を用意していたので、大丈夫。しかも、正義の味方が接近する際には、ちょっと余裕を持って発火!大爆発!爆発なのに、なぜか血を吹き出して倒れる柳生十兵衛!
 こうしてめでたく1面クリア。炎をバックに、憎々しげに笑う実写の悪代官。そしてそれをバックにスコアが表示される。
 その次の画面は、黒と紫のツートンで描かれた悪代官と大黒屋の絵をバックにボーナスポイント(お金)計算がなされる。二千数百両。この金は、次のステージの罠設置に使うのではなく、強力な罠を開発するための資金になるのだそうだ。

 というわけで罠開発。開発してくれるのは平賀源内。何を開発しようかな〜と思いつつ、未開発罠(みかいはつ・わな)を見ると、殆ど予算不足で開発できない。
 ッチ!仕方ないから金を貯めるか・・
 ところで、「準備」というコマンドがある。何でも、次の舞台で使う罠を選択するのだそうだ。罠は最大16種類しか使えないので、その範囲内で罠を選ばなければならない。ちょっと見てみよう・・
 出てきたのは、どう見ても元○民党代議士で、北の方の選挙区出身で、北の方の大国にコネクションを持っていて、現在(02年9月現在)東京拘置所に収監されている某代議士にしか見えない・・しかも名前は「北方堂」・・
 どっちかっていうと、こっちの方が、悪代官っぽい・・

 次の舞台は長屋で、正義の味方は「半七」。ここも楽勝!
 ここでも貯金して、次の舞台へと進む。

 今度の舞台は北町奉行所。しかし表札が「ようこそ北町奉行所」になってる・・
 じつはここ、大黒屋が作ったテーマパークだそうだ。しかも聞くところによると、本物の奉行所の隣だそうだ。「北町奉行」といえば・・そう!大岡越前だ!
 いつもの要領で、罠を仕掛ける。やがてタイムオーバー。大岡越前忠相の登場だ!
 「原黒主水之助助兵衛!公儀の作りしテーマパークを私し・・(以下略)」
 「え〜い、こうなれば行き着くところまで行ってやるわ!皆の者、出会え〜出会え〜」
 なんと、今度は大岡越前だけではなく、同心が二人付いている。大丈夫かなあ・・
 次々と炸裂する「さけたる」
 大岡越前の為に用意した罠が、同心及び、手下の為に、次々と消費される・・
 気が付くと、同心は全滅。しかしこちらの手下も全滅。「さけたる」も全滅・・残っているのは、落とし穴が少々。ま、まずい!
 必死に逃げながらも大岡越前を落とし穴に誘う悪代官。たしかに大岡越前は、罠にはかかる。しかし殆どノーダメージ。そのうち、罠が1つ残らず無くなったァ!
 こうなると、ひたすら絶望するのが、このゲーム。曲がり角で待ち伏せして、斬りかかるも、一太刀浴びせても、動ずることなく、大岡越前の正義の刃が悪代官に振り下ろされる。
 ズバッ!ギャア〜
 ま、まずい!逃げなければ。
 見苦しく逃げる悪代官(プレーヤー)。しかし、逃げたところで、タイムオーバーで助かるわけもなし。
 「こうなれば行き着くところまで行ってやるわ」とプレーヤーは叫びながら、待ち伏せして悪の一太刀を浴びせるも、返り討ち。
 ズバッ!ギャアアアァァァァ〜
 悪代官は背中から血を吹き出して倒れる・・
 ・・・・
 「こうして悪代官は退治された、めでたしめでたし」のエンディング・・


 To Be Continued





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