裁判所・部 横浜地方裁判所・第1刑事部単独C係
事件番号 令和3年(わ)第1220号
事件名 神奈川県青少年保護育成条例、東京都青少年の健全な育成に関する条例、児童買春、児童ポルノに係る行為等の規制及び処罰並びに児童の保護等に関する法律違反
被告名
担当判事 橋本健(裁判官)
その他 書記官:大村武
日付 2021.10.21 内容 判決

 被告人はスラッとした青年。裁判官に促され、証言台の前に座った。

−主文−
 被告人を罰金70万円に処する。完納することができないときは、金5千円を1日に換算した期間、被告人を労役場に留置する。

 裁判官は労役場留置について説明した後、判決理由を読み上げた。
 起訴状記載の公訴事実のとおり認定した、と犯罪事実については省略し、量刑の理由に移った。
 SNSで知り合った被害者が17歳と知りながらみだらな行為をし、その際、児童ポルノを製造した。被害者に有害な影響を与えた罪は軽くない。
 一方、罪を認めて反省していること、前科がないこと、母親が今後の監督を誓約していることから主文の通りの量刑とした。

 説諭はなく、控訴について説明した後、閉廷した。開廷から閉廷まで約2分間だった。

事件概要  大学生だった被告人は2020年12月20日と2021年1月17日、神奈川県内の女子高校生(当時17歳)が18歳未満と知りながら、神奈川県と東京都のホテルでそれぞれ、みだらな行為をした。求刑は罰金90万円だった。(報道より)
報告者 けいさん


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