裁判所・部 東京高等裁判所・第三刑事部
事件番号 令和3年(う)第640号
事件名 殺人
被告名
担当判事 中里智美(裁判長)
日付 2021.8.13 内容 初公判

 お盆休みということもあり傍聴希望者が列をなして法廷の前で待機していた。
 結局満席になったが、レポートをまとめるということで慶應義塾志木高校3年生の生徒が3名も含まれていた。

 被告人は長身&色白でおぼつかない足取りでスーツで入廷。手提げバックに入れた書類を公判中取り出していた。
 開廷されると証言台まで誘導することなく被告人席のまま座って人定質問。
「お名前は」
「Aです」
「生年月日は」
「昭和40年・・」
「お仕事は」
「無職」
「現住所は」
「東京都国立市・・」

 弁護人の控訴趣意は量刑不当の主張で、検察側は理由がなく控訴棄却を主張、弁護人は被告人質問の実施を証拠調べとして請求。
 検察官は異議があるとして弁護側の証拠請求は不必要と意見を述べた。

裁判長「弁護人の証拠請求については却下します。原審の証拠に基づいて控訴趣意に対して判断することにします」

 弁護人からその時点で異議の申立(結局は棄却されるが)も出されなかったと記憶している。
 控訴審の審理はこれで終結して控訴審判決の期日は9月15日15時から。


報告者 insectさん


戻る
inserted by FC2 system