裁判所・部 東京高等裁判所・第八刑事部
事件番号 平成19年(う)第835号
事件名 恐喝、傷害致死、贈賄
被告名
担当判事 阿部文洋(裁判長)
日付 2008.3.4 内容 初公判

 1時10分の締め切りまでに、38枚の傍聴券に対して21名が並んだ。
法廷は429号法廷であり、入廷前に、金属探知機によるチェック、荷物預かりが行われた。
 13時30分に入廷が許されるはずだったが、弁護人の到着が遅れたため、入廷は若干遅れた。
 弁護人は、眼鏡で白髪交じりの、禿げ上がった老人。
 検察官は、眼鏡でオールバックの痩せた中年男性。
 そして、肝心の被告人は、何と不出廷だった。かねてからその旨を、裁判官に伝えていたらしい。初公判に出廷しない事を予定していたようだ。

 弁護人は証拠、証人を請求するが、証拠は一部不採用となり、証人は却下された。また、弁護人は被告人質問を二時間行うように求めたが、許可されたのは犯行後の情状に関して三十分だけだった。
 次回期日に被告人質問と情状証人の尋問を行うこととなったが、裁判長は、被告人質問の内容についてよく練ってくる事、速やかに情状証人を申請する事を、弁護人に注意していた。弁護人はどこかぼけているようでもあり、裁判長も不安に思ったのかも知れない。
 次回期日を4月17日1時30分に指定し、この日は閉廷した。時刻は13時59分だった。

 閉廷後、マニアらしい人たちは、不満そうになにやら話し合っていた。

報告者 相馬さん


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