裁判所・部 東京高等裁判所・第六刑事部
事件番号 平成16年(う)第3310号
事件名 強盗殺人、強盗傷人、銃刀法違反、大麻取締法違反、強盗致傷
被告名
担当判事 池田修(裁判長)山内昭義(右陪席)吉井隆平(左陪席)
その他 検察官:遠藤みどり
日付 2006.3.30 内容 弁論

 被告人は、グレーの上下の服を着ている。髪は短く、色白で、細身。机の上に手を伸ばして置き、足を投げ出して、被告席に座っている。その細面には、淡々とした表情が浮かんでいる。

 この日は、弁論が行われた。
 弁論には、控訴趣意書に特に何か加わった事は無く、本審で述べた事について付け加えられているだけらしい。弁論は、裁判長に渡され、法廷では読み上げられることは無かった。
 判決言い渡しは、5月16日午前10時に指定され公判は2分で終わった。

 閉廷が言い渡され、被告人は、疲れた、面倒くさそうにも見える態度で、椅子から立ち上がった。今にも「やれやれ」と言い出しそうに思えた。
 弁護人は、エレベーターの前で、本人の前で話すのは適切ではない、心理鑑定が個人的には必要だと思う、と傍聴人と話していた。

報告者 相馬さん


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