裁判所・部 | 東京高等裁判所・第六刑事部 | ||
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事件番号 | 平成16年(う)第3310号 | ||
事件名 | 強盗殺人、強盗傷人、強盗致傷 | ||
被告名 | A | ||
担当判事 | 田尾健二郎(裁判長)山内昭義(右陪席)鈴木秀行(左陪席) | ||
日付 | 2005.9.27 | 内容 | 初公判 |
この日は第一回公判だった。 開廷前、弁護人と書記官が、被告人質問、精神鑑定について如何するか話していた。被告の認識がどうなっているか尋ねたいらしい。 被告は、色白の細身の若い男。頭を丸坊主にして、黒い上着を着ている。ズボンも黒。サンダル履き。 裁判長「名前の読み方はA?」 被告「はい」 この後、生年月日も尋ねた。 弁護人は、六月三十日付の控訴趣意書について、アをイに訂正する。そして、基本的には、趣意書の内容通りに調べて欲しい。被告人の心理についてもっと調べて欲しい。虐待を伴うトラウマの影響についてや、被告の乖離の状況についても、きちんとした鑑定が一審では、なされていない。専門的な意見も聞いて欲しい、と述べた。 検察官「理由が無く、控訴棄却が相当」 結局、被告人質問を行うことが決まった。 次回は、十一月十七日午前十時から十一時に決まる。それを裁判長はA被告に確認した。被告は頷く。 そして、数分で閉廷した。被告は、裁判の間、ごく普通の表情で、たまに、頭を前後に動かしていた。 なお、後に確認した所、この被告の一審判決は平成十六年六月二十五日に東京地裁で下されており、量刑は無期懲役だった。 | |||
報告者 | 相馬さん |