裁判所・部 | 福岡地方裁判所小倉支部・刑事第一部 | ||
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事件番号 | |||
事件名 | 強盗殺人等 | ||
被告名 | 竹本正芳、竹本正志 | ||
担当判事 | 野島秀夫(裁判長) | ||
日付 | 2004.9.10 | 内容 | 証人尋問、被告人質問 |
正芳被告の叔父が弁護側の証人として出廷し、正芳被告の不遇な生い立ち(両親の離婚、被差別部落の出自)を述べた。 弁護側の『最後に証人は正芳被告にどのような援助をしたか』の問いに、咽びながら『正芳はやはり私の子供じゃないんですよ!』と答えたのが印象的だった。 次に弁護側の正芳被告の対する弁護人質問。 正芳被告は丸坊主でずんぐりむっくりした体格で、頭の回転は早いらしく低いトーンでハキハキ答える。 中学浪人のこと、出自からの差別、5年間の公務員生活など色々なことを問われた。 職場でトラブルを起こしたり、ギャンブルに狂って公務員を退職せざるを得ない状況になったのが事件の引き金だった。 退職後、住宅リフォーム会社に勤め、先輩社員の騙しの手口を目の当たりにして金銭感覚が麻痺したとも証言した。 他に被害者への謝罪や臓器ドナーカード登録の話をした。 『実際人1人を殺して保険金なんか取れると思っていたのか』 正芳『ええ、今となっては』 弁護側も被告も極刑を覚悟している感じがした。 あとは検察が自己中心的な犯行であると言って終わった。 | |||
報告者 | insectさん |