裁判所・部 | 福岡高等裁判所・第二刑事部 | ||
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事件番号 | 平成17年(う)第422号 | ||
事件名 | 殺人 | ||
被告名 | 竹本正芳、竹本正志 | ||
担当判事 | 濱崎裕(裁判長) | ||
日付 | 2006.1.26 | 内容 | 初公判 |
福岡高裁501号法廷にて、10:30から20分ほど開廷した。 冒頭、人定質問があり、両被告人とも姓がかわったらしく「竹本こと・・・」と呼ばれていた。 続いて、裁判長が控訴の趣意は弁護人提出の控訴趣意書の通りでよいかと聞き、訴訟手続の法令違反、事実誤認、量刑不当が控訴の理由ですね、という趣旨の確認を弁護人にし、弁護人はそうである旨を述べた。 裁判長は検察官に意見を求めたところ、検察官は本件控訴は理由がないので棄却されるべき旨述べた。 次に裁判長は、弁護人に証拠調等の立証の申立てはあるかとたずねると、弁護人は被告人質問と、情状証人の尋問したい意向を示し、これに対して検察官は必要ないと思料する旨を述べた。 裁判所は合議の上、検察官のいうことももっともであるが、事案に鑑み被告人質問をすることを決定した。 続いて、次回以降の日程について、被告人質問は4期日充てること、日程は以下のとおりとすること、情状証人の申請については後日請求された段階で必要性を判断し、もしそれをなす場合は被告人質問が終わった後の期日に行う旨を述べて、閉廷した。 指定された期日は以下のとおり。 ・第2回 3月28日 正芳被告人に対し、同被告人側弁護人が質問 ・第3回 5月18日 正志被告人に対し、同被告人側弁護人が質問 ・第4回 6月29日 正芳被告人に対し、正志被告人側弁護人、検察官、裁判所が質問 ・第5回 7月27日 正志被告人に対し、正芳被告人側弁護人、検察官、裁判所が質問 ・第6回 9月14日 情状証人が採用された場合の尋問(期日取消しの可能性もあり) いずれも午後1時10分より。 | |||
事件概要 |
2被告は、以下の犯罪を犯したとされる。 1:2002年1月8日、福岡県北九州市の無職男性を強盗目的で殺害。 2:T被告と共に、2002年1月31日、大分県安心院町の深見川河川敷の水路で、ホームレス男性を、身代わり保険金目的で殺害。 3被告はいずれも、2004年11月20日までに、別の強盗で逮捕された。 |
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報告者 | おうじさん |